ドラゴンクエスト3
ドラゴンクエスト3小説ーじじい物語
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著作者:ニケ
Kira’sQuest徹底攻略広場
ドラゴンクエスト3
勇者達が旅立った数日後の午後のこと。勇者の祖父は一人、
アリアハン茶をすすっていた。「わしももう年じゃし、冥土
の土産に、もう一度だけ世界を見て回るかの」そう思い立った
じじいは、早速アリアハン王に会いに向かった。
「先生、おやめください。何も先生まで行かれることはありませ
ん。先生が行かなくてもバラモスくらいなんとかなりますって。」
そう、じじいは昔、アリアハン王の剣と呪文の指南役だったのだ。
「ホホホホ。わしには、城の兵士が着とる、鎖かたびらぐらい
くれるんじゃろうの?」「そんな先生。とんでもない。これを。」
「炎のブーメランか。たわけ。そりゃ元々わしが先代に献上したも
んじゃろが。」そう、この炎のブーメランはじじいの愛用の武器。
別名「赤いコンドル」なのだ。このブーメランと愛用の真っ赤な
魔法の法衣のせいで、じじいは昔「レッドウルフ」と呼ばれて
いたとか、いないとか。
ナジミの塔に登るじじい。旧友に会うのが目的だ。
「おぬしはまだ、予知夢をみた!とかナントカ言って、若いもん
を騙して、あんなガラクタをわたしておるのか。あんなもん、それ
こそどこにでもある、ぽぴゅらーなカギじゃろが。」アバカムを
唱え、扉を開けると、塔からレーべに向かい大ジャンプ。
レーべにたどり着いたじじい。数十年前レーベを大火事にした
小僧っ子(当時)の火遊びグセがまだ直ってないらしい。
「貴様。何が魔法の玉じゃ。このバカモンが。」ゲンコツ。
久々にロマリアに向かおうとするじじい。いざないの洞窟へと
入る。「おー、死んどる。死んどる。」見るとカンオケ4つ。き
れいに並んでいる。「大方、アルミラージにでもやられたん
じゃろ。」じじいは「ほんとにあいつはわしの孫なんじゃろか。
情けない。」とぼやきながら、バシルーラを唱える。飛ばす先は
もちろんアリアハン王のところだ。
じじいはロマリアについた。一応、アリアハンから勇者が来ると
いう噂を広めておいた。戦友のロマリア王(当時)に会おうと
するじじい。「まったくあのギャンブル好きのバカ息子には
困ったもんじゃ。」と元ロマリア王。「わしのせがれのオルテガ
も、ろくにマジックパワーも上げずに旅立ちおった。お互い息子
には手を焼くの。のう、ロマリア王よ。」「わしゃもう隠居じゃ
わい。それにしても、なーにがバラモスじゃ。わしらの若い頃は
でかい緑のスカイドラゴンが暴れまわって、そりゃもう大変じゃ
ったのー。」「ありゃ大仕事じゃったのー。」遠い目をするじじ
い。「赤い彗星」と呼ばれたのも今は昔の話だ。
ロマリアを旅立つじじい。じじいの旅はまだまだ続く。