ドラゴンクエスト3
光のドレスと引換に…
著作者:寝不足
Kira’sQuest徹底攻略広場 ドラゴンクエスト3

 「ね〜え、タカシィ〜」
 「なんだい、メ・グ・ミ」
 「あのね〜、ホワイトデーに欲しい物があるんだけど…。実はね、この前もらった光のドレスなんだけど…、妹がどうしても欲しいっていうからあげちゃったの!だから、もう1着買ってえ〜!」
 「えっ!あれは、第4の双六場でやっとゴールして手に入れた物なのに…。大体、光のドレスなんてどこで売ってるんだよ!」
 「それが〜、友達の話だと〜、第5の双六場のよろづ屋で売ってるって言うのよ〜。ねっ!お願い!そのかわり、もし買ってくれたら、お礼にぱふぱふスペシャルしてア・ゲ・ル!」
 「ぱ、ぱ、ぱふぱふスペシャル…ムフフフフッ、よ、よ〜し!待ってろよ、メグミ!すぐに買って帰るからな!!」

 あ〜あ、安請け合いしちまったよ、ホント…。もう7回続けてふりだしに戻されてるし、電磁波で体はボロボロだし…。でも、しょうがないよな、俺、性格がむっつりスケベだから、あの手の誘惑には弱いんだよ。ところで、よろづ屋ってどこにあるんだよ!どれどれ、マップで確認!おっ、あんな所に…、よ〜し、もうひとふんばりだ!

 何だと!光のドレスは売ってないだと!じゃあ、どこに…。えっ!上の階の左下にもう1軒よろづ屋があるって…。くそっ、また始めからか!こうなったら、何がなんでも絶対に買ってやる!

 まいったなあ…。もうかれこれ78回目か…。七転び八起きなんていうけど…もうめげそうだよ。おまけに財布に穴が開いてて10Gしか残ってないし…。あのよろづ屋、階段上がって2つ目なんて所に作りやがるから、いつもサイコロ振る時緊張するじゃないか、ったく!あっ!また?のマスに止まっちまった!このマス止まるとろくな事ないからなあ、何だかイヤな予感がするなあ…。

 「メグミさん!ご希望の品です。どうぞ、お納めください」
 「えっ!ありがと〜、タカシィ〜!でも、ちょっと口調が変ね〜、ねえ、早速ぱふぱふスペシャルしてあげるから、こっちに来て!」
 「折角ですが、これから禅の修行に行かねばなりませんので失礼します」
 「どうしちゃったの?むっつりスケベなくせに…。あっ!もしかしたら…双六場で性格が…」
 「お察しの通り、がんこものに変わりました。アナタのようなセクシーギャルとお付き合いする事は二度とないでしょう!では、さようなら」
 「ちょっと、タカシィー!待ってよ!…まっ、いいか。光のドレスさえもらえれば…って、ちょっとこれ、忍びの服じゃない!!いらないわよ、こんなもの!こうなったら、アタシが自分で買いに行く!」

 その後、メグミは双六場でさんざん苦労したものの、光のドレスは買うことができず、性格もくろうにんになってしまったとか…。ただ、そのおかげで、がんこもののタカシと寄りを戻したとか、戻さないとか…。